頼まれごとは試されごと
頼まれごとは試されごと…by中村文昭
久しぶりにこの言葉を思い出しました。
年明け早々にmochi-mochiのお客様のRちゃんから「えっ!? はっ!? へっ!?」と思わず声が出るご依頼を頂きました。
Rちゃんご夫妻は小学校の教員をされています。(現在Rちゃんは育休中)
今年度ご主人が6年生の担任をされていて、この時期は『私たちの夢プロジェクト』として市内の方に職業・仕事についての話を聞いているとのことで、今年度は私にご依頼を頂きました。
『無理です』『出来ないです』と断ってしまうのは簡単ですが、そこで久しぶりに思い出したのが冒頭の言葉でした。
『頼まれごとは試されごと』
残念ながら『理容師』という職業は、今の子供たちの将来の夢には上がらない職業です。
ちなみに『美容師』は2020年の職業ランキングで8位に入っています。
現在は子供だけでなく、大人の方にも私たち理容師は「美容師」として一括りにされてしまうことが多々あります。
現状は「理容師」という職業があることから知ってもらう程の子供たちの認知度なのかもしれません。
理容師を生業とするものとして、どんなお話ができるのか…
理容師という仕事に魅力を感じてもらえるのか…
理容師という仕事に夢を抱いてもらえるのか…etc
考えれば考えるほど不安しかありませんが、一つでも子供たちの記憶に残る、心に響くお話ができたらいいなと思っています。
そして、ご依頼頂いたRちゃんご夫妻のお気持ちに少しでもお応えできるように、今の私の精一杯で頑張らせて頂くことにしました。
これも、こうすることで『自分を追い込む』ことの一つ(笑)